世界の医療事情~ロサンゼルス

都市情報

ロサンゼルス

医療事情

アメリカには、日本の国民健康保険のような全ての国民が平等に医療を受けることができる制度は存在しません。いわゆる公的保険といった場合は、65歳以上のシニアを対象としたメディケアと、低所得者プランのメディケイドの2つのみです。通常は高額な医療費をカバーするために、自分で民間の保険会社や医療組織に加入しなければなりません。民間の保険には、企業が団体加入する医療保険の他に、主に自営業者が加入するブルークロス・ブルーシールド、またはHMOという組織のマネージドケア型保険があります。日本人駐在員や留学生の場合も加入できますが、保険プランには膨大な選択肢があり、医療サービスや保険料にもかなりの差が出てきます。

衛生事情

街全体の衛生状態は比較的良く、レストランも中級以上であれば問題無いでしょう。水道の水はそのまま飲むことができますが、旅行者は「エヴィアン」、「アローヘッド」、「スパークレット」など、市販のミネラルウォーターを利用した方が安心でしょう。

かかりやすい病気

風土病は特にありませんが、春には花粉によるアレルギー、夏は生ものによる下痢、秋冬はインフルエンザが流行します。HIV感染に関しては、年々HIVウイルス感染者が増加傾向にあり、国家レベルで予防に取り組んでいます。結婚するときやグリーンカード取得時には血液検査が義務づけられるなど感染予防対策を徹底しており、旅行者で間単に検査を受けることができます。病院での輸血によるHIVウイルス感染の心配はまずありません。

薬局で買える薬

かぜ薬や鎮痛剤程度なら処方箋なしで買うことができます。
主なチェーン店は「スリフティ(Thrifty)」「セイブオン(Savon)」で、たいてい大手スーパーに隣接しています。日本の薬は「ヤオハン」、「ニジヤ・マーケット」やリトル東京内のセカンドストリートにある薬局で売っています。鎮痛剤は「アドビル(Advil)」「タイラノール(Tylenol)」、風邪薬なら「スダフェド(Sudafed)」「ナイキル(Niquil)」「コンタック(Contac)」、胃腸薬はアルカサルツァー(Alka-Seltzer)」が一般的です。処方箋無しに買える薬は効用もソフトで、特に注意する必要はありませんが、薬売り場には必ず薬剤師がいるので、質問して症状にあったものを選ぶのが良いでしょう。

医療費等について

救急車

TEL:911
有料(公営・民営ともに)

基本料金約15,000円、以降走行距離1マイルにつき約900~1,000円加算。
民営にはグッドビュー(800-466-3439)などがある。

薬の入手方法 医師の処方箋が必要(薬によっては処方箋なしで購入可)
外来初診料

胃腸炎の場合

公立病院 私立病院
約34,300円~約57,200円 約45,800円~約91,600円
1日あたりの病院の
部屋代

薬代、X線代、検査費は含まれない

公立病院 私立病院
個室 約171,700円~約229,000円 約343,300円~約572,200円
セミ個室 約171,700円 約286,100円~約343,300円
一般病棟
I.C.U./C.C.U. 約294,100円~約445,200円 約400,500円~約1,065,700円
入院保証
公立病院 私立病院
不要 必要(保険の種類により不要)
手術費

虫垂炎の場合

平均入院期間 :1~3日

公立病院 私立病院
約2,288,900円

約3,433,200円
約2,861,000円

約3,433,200円

アキレス腱断裂の場合

平均入院期間 :1~5日

公立病院 私立病院
約2,288,900円

約4,005,400円
約2,288,900円

約5,722,100円
当地から
日本への移送費
約4,806,500円~約5,378,736円

注1

ストレッチャー使用、コマーシャルフライト(定期便)で医師1名、看護師1名付き添い有りの場合

注2

最近ではストレッチャーを乗せられる定期便を運航する航空会社が少ないため、ストレッチャー付きの移送は難しくなっている。手配できる場合でも手配に時間がかかる。

備考

デポジットについて

一般(紹介)入院

健康保険等で支払い証明ができないときは医療費を概算で集計し、入院手続き時点で請求されることがある。

緊急入院

支払証明がなくても入院拒否はないが、退院時に医療費の支払いを求められる場合がある。

手術

手術室使用料、回復室使用料、麻酔器具使用料などが請求される。

その他

医師の技術料、専門医の医療器具使用料等を請求される場合がある。

  • ※この情報は2018年1月1日時点のものであり、今後変更される可能性があります。
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