世界の医療事情~バンクーバー

都市情報

バンクーバー

医療事情

全般的に病院保険や医療保険制度がよく整備されており、歯科治療を除いた公的医療保険が、各州政府によって運営されています。受給および加入資格については、連邦と州の基準に該当する全居住者が対象で、日本人駐在員、学生、ワーキングホリデービザ所有者でも3ヶ月以上居住する場合は加入できます。基本保険料は月額36カナダドル程度で、学生を含む低所得層には割引制度が有ります。公的医療保険の対象とならない滞在者向けに民間の医療保険もありますが、傷害・疾病費用から滞在中の個人賠償、携行品損害まで幅広く補償する海外旅行保険にあらかじめ加入しておく方が確実でしょう。

バンクーバー・イメージ

衛生事情

公衆衛生の管理は十分に行き届いているようです。水道の水は、基本的にそのまま飲む事ができますが、秋から冬の大雨などは水道水が濁ることが有ります。気になる場合は「エヴィアン」「ボルビック」「ポラリス」「ペリエ」などミネラウルォーターを使う方がよいでしょう。

かかりやすい病気

風土病や独自の病気はありませんが、春先には花粉によるアレルギー疾患、冬場には胃炎を伴うインフルエンザが流行します。HIVウイルス感染者数は年々増加しており、州単位でも大々的に予防のための広告展開を行っています。バンクーバーにはエイズプロジェクトチームがあり、その中のアジア系エイズ互助グループ(AーSAP)には日本語のボランティアもいます。血液検査は希望者に匿名で実施中で、無料で受けることができます。

薬局で買える薬

かぜ薬や鎮痛剤程度なら処方箋なしで買うことができます。
チェーン店のとしては、「ロンドンドラッグス(London Drugs)」「ショッパーズ・ドラッグ・マート(Shoppers Drug Mart)」があるほか、大手スーパーの「セーフウェイ(Safeway)」の中にも薬局があります。鎮痛剤は「タイラノール(Tylenol)」「エキセドリン(Excedrin)」「アスピリン(Aspirin)」、風邪薬は「コンタック(Contac)」「Neo Citron」が一般的です。日本の薬は正露丸、パンシロン、バッファリン程度であれば「ヤオハン」「フジヤ」で買うことができます。

医療費等について

救急車 TEL:911
有料、約4,000円(公営)
薬の入手方法 医師の処方箋が必要(薬によっては処方箋なしで購入可)
外来初診料

胃腸炎の場合

公立病院 私立病院
約11,400円~約22,900円
1日あたりの病院の
部屋代

薬代、X線代、検査費は含まれない

公立病院 私立病院
個室 約286,100円~約343,300円
セミ個室 約286,100円~約343,300円
一般病棟
I.C.U./C.C.U. 約343,300円~約400,500円
入院保証
公立病院 私立病院
必要(保険の種類により不要)
手術費

虫垂炎の場合

平均入院期間 :3~5日

公立病院 私立病院
約343,300円

約400,500円

アキレス腱断裂の場合

平均入院期間 :3~5日

公立病院 私立病院
約343,300円

約400,500円
当地から
日本への移送費
約4,577,600円~約5,149,900円

注1

ストレッチャー使用、コマーシャルフライト(定期便)で医師1名、看護師1名付き添い有りの場合

注2

最近ではストレッチャーを乗せられる定期便を運航する航空会社が少ないため、ストレッチャー付きの移送は難しくなっている。手配できる場合でも手配に時間がかかる。

備考

病院の部屋代は、上記の費用以外に、検査代、アシスタント医師代などが別途請求される場合がある。また、入院時には通常、救急治療費と救急医師代がかかる。手術が夜間に行れた場合は割増料金が発生する。